プログラミング必修化に思うこと

もうすぐ全国の小学生が、学校で自宅で、プログラムを組み始めます。小学校の課程でプログラミングを修めることになるからです。自分に一台のPC。マウスやキーボードで受動的に情報を得るだけでなく、能動的に検索するだけでもなく、主体的に情報やシステムを作り出していきます。

私は情報科学を専攻したウェブエンジニアなので、プログラミングやIT業界を、ある程度、理解しています。どうしてこのようになってしまうのでしょう。

先生の教える技術は高が知れている

どうしてこれからの小学生は学校でプログラミングを修めなければならないのでしょう。簡単にいえば、未来の仕事に必要だからです。いいかえれば、未来の仕事は多かれ少なかれ、プログラムを必要とするからです。そうした仕事しか残らない時代が未来なのです。

プログラムは、10年前に始めた人も、1年前に始めた人も、新しい技術について同じ時間しか経験できません。HTML5が広がったのが2010年とすると、2019年の現在、「開発歴10年のHTML5プログラマ」は世界のどこにも存在しない、ということです。

先生も、街の長老も、若い開発者も、そこらの中学生も、新しい技術に対して、大きな差はありません。小学生はすぐに先生を追い抜いてしまうでしょう。

バランスよく知っている社会人も少ない

また、プログラミングが高校数学や大学教育に加わったのも10数年前に過ぎないことや、開発者として社会人をやっている大人も、理系の電子工学科等でない限り、プログラミングを教育された人は社会全体で見ればわずかです。

社会人になったあと、仕事上の必要に迫られて、OfficeやVBA、Webデザイン、SNSライティング、画像動画編集等を、独力で勉強してきた人たちが大半です。独学でバランスよく学ぶことは、仕事終わりの時間を積み上げても、至難です。

もし小学校で情報科目が必須化したら、社会人のスキルも圧倒するような、即戦力が身に付くと思います。社会人に講義をする新入社員の絵が浮かびます。

Webスキルを高める

そこでこのウェブサイトでは、Webデザインに関する、知っているとちょっとよいものが作れる、ツールや手順を紹介します。ウェブデザインを職としていますから、実践的な記事を心がけます。

日本語では充分に紹介されていない技術領域は、Web界隈にほんとうに多くあります。それらをいち早く紹介しますから、国内でほとんど知られていないその作り方で、作ってみてください。

皆さまのお役に立てれば幸いです。